GWも明けて今日も当直

GWが終わってしまった。
休暇前半の3日間は、大阪で過ごした。まず3日に大阪の伯母の家に13時間かけて渋滞の中を移動し、4日には伯父の家に、5日は大阪市内観光をした。今回の観光の目的の一つは、息子に日本の歴史の一端を垣間見せることだ。つい最近読んだ「国家の品格」に触発され、子供たちに日本人であることを自覚させるため、日本の歴史を教え込もうという魂胆だ。という訳で、前半の3日間で、伊賀の里、大阪城、関が原の古戦場と戦国時代にゆかりのある観光地も回ってみた。息子も興味をもって展示物の鎧兜や武具の類に見入っていたようだが、やっぱり子供たちの一番の目的はお土産にあったようだ。「もうちょっと気の利いた土産でも選べばいいのに」といつも思うのだが、うちの子たちの選ぶお土産はいつも金ぴかのいかにも商業的なものを選ぶ。今回も金ぴか土産を買い込んでご満悦のようだった。
休暇の後半は、名古屋でChapel Hill時代の友人ご一家とすごした。前回にも書いたように、Chapel Hill時代に大変お世話になったご家族だ。2年ぶりに会ったにもかかわらず、子供同士は直ぐに打ち解けて遊び始め、夜遅くまでおおはしゃぎだった。大人の方も、一杯引っ掛けながらとても楽しい時間を過ごす事が出来た。ご主人は帰国後、まさに世界を相手に戦っているようだ。その戦いぶりの激しさは、帰国直後は正常だったTGが直近のデータで大幅にあがってしまったという話しからも推し量ることが出来る。僕も一応医者の端くれとして、通り一遍の生活上の注意点などを偉そうに講釈してしまったが、酒は高脂血症に一番良くないなんていいながら、二人で散々飲んでしまった。奥様は野菜のソムリエの資格を取ったりして、そんなご主人の生活を影でしっかり支えているようだ。僕ら夫婦もあんなふうになりたいものだ。
今回の旅行での収穫。
I藤さんご主人のお勧めの酒、「空」http://www.houraisen.co.jp/main/catalog/houraisen/houraisen02.html
愛知の地酒。僕はどちらかというと辛口の酒が好きだが、この「空」という酒、女性受けしそうなフルーティーな味の中にしっかりとボディがある。かなりうまい。