海外引越しとベンツとの別れ

とうとうMiamiに向けて荷物を出す日がやって来た。荷物は子供の机と新婚時代に奮発して購入した絵、ダンボール5箱で、しめて30万円。予想よりは安く済んだが、やっぱり高い。企業派遣で渡米する駐在さんは、全額会社負担のところが多いようだが、引越し費用だけで500万ぐらいかかる場合もあるんじゃないだろうか。
荷物も少なかったので、引越しは2時間ほどで終わってしまった。
あとはアメリカ国内の引越しだ。こちらのほうも見積もりが来て、Full serviceで$3000ほどという。安いが、日本の引越し会社と違って融通が利かない。荷だしの日は指定できるが荷受の日は状況によって一週間ほど変動幅があるという。いかにもアメリカ的だ。
引越しのあと、半年間お世話になったMercedes Benz S 500をT橋先生に返しに行った。この車は本当に最高の車だった。今回の引越しのために妹夫婦からLand Cruserを借りていたが、比べようがない。車内の豪華さはもちろん、静粛性、加速性、エンジン音に至るまで雲泥の差だった。(I藤さん、比較してごめんなさい。僕も渡米前はランクルに乗っていました。現行モデルは先代に比べ非常によくなっています。)T橋先生は診療中だったので、ほんの数分しか話しが出来なかったが、お互いこういう別れは苦手だと思うので、それぐらい簡単な別れが良かったんだと思う。つい数日前にT橋先生と飲んだが、先生は本当に僕の良き理解者だ。