銀河鉄道の夜

とりあえずアパートは見つけたが、入居までは、何だか色々と僕のBack groundを調べなければならないので時間がかかると言う。結局、僕の犯罪歴を調べるためのシステムが動かないようで、その日のうちの入居は不可能だった。入居が出来なかったので、暇が出来てしまったので、夜は米国再入国後初めてゆっくりと過ごす事が出来た。子供たちも退屈そうなので、宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」のDVDをみせてやった。このアニメをはじめて見たのは、確か20年以上前だと思うが、とても好きなアニメの一つだ。もともと宮沢賢治の幻想的な童話の世界に、幻想的な絵が加わって、さらに細野晴臣の音楽がとてもいい。この童話の中で、「苦しみも悲しみも本当の幸いへと通じる道の一つなら(神の)思し召しなのです。」というセリフがある。何度も見た映画だが、現在の自分の環境でこれをみると思わずジーンとしてしまう。ただ、子供たちにはちょっと難解すぎたようだ。でもお勧めである。

銀河鉄道の夜 [DVD]

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