Fellow開始前夜

ようやく引越しの荷物の片付けも一段落した。
昨日は、New EmployeeのHealth Checkで午前中がつぶれ、夜はJackson記念病院Transplant Teamの歓送迎会だった。僕と同期のFellowは中国人とトルコ人の2人のようだ。2人とも既に一足先にTrainingを始めているという。当初は僕も一足先に仕事を始めて、他のFellowに差をつけておこうなんてケチなことを考えていたが、完全に先を越されてしまったようだ。僕はと言えば、VISAの遅れと引越しの遅れで、結局手続きが間に合わず、7月10日に仕事を開始する予定だ。まずは小児移植チームに配属になる。
続いて今日は、移植外科の新Attendingになる予定の日本人、S先生宅にお邪魔した。S先生にはInterviewの時から色々と情報を頂きお世話になっている。ここでも、またまたテーブルいっぱいのご馳走を頂き、Fellow生活に必要な情報や、PDAソフトを教えてもらった。日本ではPDAは一般的ではないが、ここ米国では必需品のようだ。事前にその情報をキャッチしていた僕は、再入国翌日にはSmart Phoneを購入していた。日本のW-Zeroに比べると洗練されていないが、VerizonのWindows Mobile 5.0搭載の最新鋭機だ。

しかし、なにしろPDAは初めてなので、使いこなすには時間がかかりそうだ。
S先生宅からの帰りはSAABをオープンにしてマイアミの街を流してきた。僕と妻は最高の気分だったが、後席に座っていた娘は、ただただ風に巻かれて迷惑なだけのようだ。お詫びにアパートに帰ってから夜のプールに連れて行って、大人はジャグジー、子供はプールで大満足の夜だった。