Fellow仲間

この病院には移植外科Fellowが5人いる。どういうわけか米国人はいない。他の科は外国人の方が珍しいが、うちの移植外科ではFellow以外でも米国人は2人しかいない。やっぱり仕事のハードさを敬遠しているのだろう。Fellow生活も大変だが、Attendingの先生も非常にハードだ。今日も小児の移植があったが、徹夜でドナー手術から帰ってきたばかりの先生が執刀した。昨日割としっかりと寝たはずの僕があくびをしながら注意力も散漫に手術に入っていたが、徹夜明けの先生はバッチリと手術をきれいに決めてくれた。おかげで、術後管理も楽で、あっという間に抜管(人工呼吸器のチューブを抜く事)され、状態もすこぶる良好だ。しかも、その先生は必死に睡魔と戦ってる僕を励ますように、場の雰囲気を盛り上げてくれていた。さすがだ。