NCからの来客

先週日曜日から今日にかけて、Chapel Hill時代の友人夫婦Yさんがマイアミを訪れてくれた。Yさんも消化器外科医で、Chapel Hill時代は夫婦ぐるみで本当に親しくさせてもらった。Yさんとは日本人会の役員会で御一緒し、Chapel Hill時代は本当によく一緒に飲んだ。それ以来宴会には欠かせない存在となっている。そのYさんも今年末に帰国になると言うので、帰国前に僕の勤務する病院見学も兼ねて遊びに来てくれたのである。
Yさんが滞在している間は本当に充実した1週間だった。まずは多内臓移植が3連荘であり、間にドナー手術も入ったりして、最初の数日間はほとんど寝ずに二人でみっちり合宿状態で過ごした。ちょこっと家に仮眠を取りに帰っても、そこはやっぱり合宿気分が盛り上がっているので、結局ビールを開けて飲み始め、ほとんど寝ずに病院に戻り、二人で院内を駆け回る生活を木曜日まで続けた。ようやく金曜日になって暇になり、家族サービスも兼ねてビーチのレストランに行こうと計画したものの、結局緊急の手術と疲労の為キャンセルとなり、マイアミに来てもらってから1週間も経ってからようやくゆっくりと家族ぐるみで楽しむことが出来た。レストランで会食してから、自慢のSAABをオープンにして、子供も含めて6人も乗車した状態でビーチ沿いの渋滞を流し、かなり楽しい時間を過ごす事が出来た。最終夜の昨夜は、思い出の餃子を食べながら遅くまで話し込み、今日の午前中にがっちりとハグをして別れた。かなり寂しかったが、そんな気分を察してか、K先生が矢継ぎ早に指示を出してくれたので、寂しい気分は一瞬で吹き飛び夕方までみっちりと走り回って1日を終えた。
Yさんが帰ってしまったのは寂しいが、日本に帰国したときには、絶対に再会したいと思う。