VISAの行方とマングースからの便り

昨日から今朝にかけてVISA申請に動きがあった。
留学予定先の大学のAssociate Professorが中心になって、USCISに僕のVISAを発給するよう陳情書を出してくれるようだ。この動きは弁護士の発案ではなく、大学の先生からの動きのようだ。さらに、H1BVISAではなくJ1VISA申請の可能性についても動き出した。
H1BVISA申請に問題が起こって半月以上が経過しているが、もう少し早く動いて欲しかったというのが正直なところだが、やっぱり周囲が動き出してくれると非常に嬉しい。今までは何だか当てにならない弁護士と僕の2人だけの戦いだったような気がするが、急に味方が増えたようだ。
しかしながら、VISAに関しては楽観は許されないので、僕のほうもしっかりと準備をしておく必要がある。という訳で、昨日から今日にかけて、みっちりとお勉強をした。Q-BookもOb/Gyneを終了し、残るはPediatrics, PsychiatryとSurgeryの合計8ブロックだ。Ob/Gyneに関してはやたらとSTD関連の問題が多く閉口させられるが、結構パターンを掴み易い。初回のスコアは悲惨だが、次回以降は結構いけるだろう。今週末は明日から月曜朝まで病院に軟禁状態になるので、空いた時間にPediatricsを仕上げてしまいたいところだ。
ところで、今日、医局の先輩医師からメールが届いた。留学が決定するまでの間、短期間でもいいから先輩の勤務する病院に来ないかと言う勧誘メールだ。既に教授の許可も取ってあるという。その先輩は僕ら仲間内ではマングースのあだ名で呼ばれるように、喰らい付いたら決して離さない。その誰をも恐れない激しい攻撃は、僕ら後輩からみて非常に頼もしく、僕の目指す外科医のカタチを具現している一人だ。しかも、そのマングース先生は、教授に既に許可を取り付けていると言う用意周到さだ。きっと教授もマングースの攻撃に耐え切れなかったのだろう。しかもその病院の外科の先生方は、医局の先輩方であると同時に学生時代のクラブの先輩方でもある。そんなマングースの巣窟に入ってしまったら米国行き所ではなくなってしまいそうだ。なんだかきな臭い雰囲気になってしまった。誘ってもらえるのは非常に嬉しいが、どうしよう?