Step 2 CS本番

今日は、今まで抜けていたStep 2 CS本番の様子について書いてみる。
Kaplan Step2 CS prep courseから約1週間後の2,005年9月21日にAtlantaで、Step 2 CSを受験した。Kaplanのprep courseに続いて、本番もProfessor I川さんと一緒だった。二人とも貧乏なので、Kaplanに続いて今回も2人で試験会場近くのHotelを1室借り、前日の深夜にAtlanta入りした。
試験本番は、アメリカ人学生がほとんどで、僕らのような外国人はやっぱり少数派だった。外国人は僕ら2人を入れて5人ほどで、アメリカ人は20人ほどいたように思う。最初に簡単な説明を受けたあと、早速試験が開始された。Atlantaはアフリカ系アメリカ人の街だけあって、模擬患者のほとんどはアフリカ系だった。ノースカロライナも南部訛りがあることで有名だったが、AtlantaはChapel Hillの比では無かった。南部訛りのイントネーションがなかなか聞き取れず苦戦し、最初の数人は時間が足りずに終えてしまった。やっぱりNY近辺の俳優が模擬患者を努めていたKaplanのコースとは随分と勝手が違う。しかも、模擬患者の疾患が、僕の苦手とする皮膚科、整形外科領域からの出題が多く、Kaplanの模擬試験よりも出来がよくない印象だった。昼食は試験会場で用意されたかなり脂っこい飯を食って、後半戦に突入した。後半は、南部訛りにもようやく慣れてきて、多少はうまくやれることが出来たと思った。
試験終了後の印象はいまいちだったが、これで一通りの試験を全て終えた開放感で、かなり気分は高揚していた。とにかく1月終わりから約8ヶ月間よくがんばったと思う。
試験終了後、帰りの飛行機までは少し時間があったので、Atlanta市内をI川さんと観光し、CNN本社やコカコーラ博物館などを見てまわり、二人ともカメラを持ってこなかった事を後悔しながら帰途についた。
Step 2 CSの試験会場については、いろいろな情報があったが、Atlanta会場は模擬患者の訛りが強いという情報は正しかった。他の会場についてはよく知らないが、要注意の会場かもしれない。いずれにしても、KaplanのPrep Courseは非常に役に立った。結局、CSのお勉強というのはKaplanでやったことだけだった。