USMLE

 Step 2 CS本番

今日は、今まで抜けていたStep 2 CS本番の様子について書いてみる。 Kaplan Step2 CS prep courseから約1週間後の2,005年9月21日にAtlantaで、Step 2 CSを受験した。Kaplanのprep courseに続いて、本番もProfessor I川さんと一緒だった。二人とも貧乏なので…

Step3情報

KonさんからStep3情報が入った。Step3お受験のためには、今までのStep1,2とは違い、州のBoard of Medicineに受験を申請する必要がある。殆どの州では、Step3受験のためにはResidentを2年以上義務付けているが、NY、Californiaなどいくつかの州ではResidency…

Step3対策始動

という訳で、早速Step 3対策を始めることにした。まずはBlueprints Clinical Cases in Medicineに取り掛かってみた。これは、Chapel Hill時代に黒幕会で最後の教材として使っていた物だ。しばらくの間、お勉強から遠ざかっていたので、勘を取り戻すために使…

対Step3戦闘準備開始。

Konさんから早速返答が帰ってきた。Step1からStep2CK, CSと全てKonさんの情報に頼りきっていたので、やっぱり戦闘準備には黒幕会切り込み隊長の情報は欠かせない。Step3対策はUSMLE Worldを中心にやってみることにした。すでに購入済だったFirst AID,Kaplan …

Kaplan Step 2 CS prep course

さて、話題をUSMLEに戻してみたい。 KaplanのCourseに参加していた日本人は僕とProfessorを含め4人いた。他の2人は北海道から来た研修医とアメリカのInvestment Bankで毎日100万ドル以上をDealingすることに飽きて、カリブ海のとある島の医学校に入学し…

Step2CS

Step2CSは、いわばSimulationで、病院の外来に訪れた模擬患者を15分間で病歴聴取、一般診察、鑑別診断とそれに要する検査の説明を行い、10分間でカルテを記載するという試験だ。まがりなりにも約10年の臨床経験のある自分にとっては英語を除けば、最もとっつ…

Step 2CK

USMLEの最大の難関Step 1は何とか終えることが出来た。実際Step1がUSMLE突破に必要な労力の70%を占めるといっても異論は無いだろう。Step1を終え、ちょっとゆっくりしたいところだったが、Deadlineがひたひたと近づいてくるのを毎日実感させられていたの…

Step 1

いよいよ緒戦の日がやってきた。実際の試験は日本でもTOEFLなどで知られているPrometricという会社が代行するので、全米の比較的小さな都市でもほとんど毎日受けられる。僕の場合は自宅より車で1時間弱のRaleighというノースカロライナ州の州都で受験した。…

背水の陣

そのようにして、教授に大見得を切ってしまった手前、試験に落ちておめおめと帰国するわけには行かなくなってしまった。一時帰国よりアメリカに戻ったのが2005年の6月も半ばに差し掛かったころで、教授より許された米国滞在期間は残すところ半年を切っていた…

Step1 への道

勉強開始後約2週間で早くも挫折しそうになっていた。USMLEを目指す人たちのほとんどは、これぐらいで挫折していくのではないだろうか。僕の場合は、幸運にも仲間の一人がStep1にパスしたという朗報で、気合を入れなおすことが出来た。ここで、我らが勉強会…

実際の米国医師国家試験

先にも述べたが、USMLEは全部で4つの試験で構成されている。 Step 1は基礎医学のテストで、米国大学の医学生連中は在学中に受けることになっている。アメリカではマッチングというシステムがあり、評判の良い研修病院に採用されるには、このStep1の成績が良…

一歩目

はじめの一歩を踏み出そうという気持ちが芽生えてきたものの、やっぱりその後の道程を考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。そんな時に新たに知り合った友人がそっと背中を押してくれた。その友人は、僕と同様に研究留学でアメリカに来た呼吸器外科医…